茨城県 御岩神社
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※MAP→境内案内図
御岩神社(おいわじんじゃ)とは
188柱の神様をお祀りしている関東有数の神社です。(茨城県日立市)
御祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと) 、大国主命(おおくにぬしのみこと)
伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)、他二十二柱 です。
国常立尊は「日本書紀」に記されている最初に現れた神様(wikipediaより)。
「常陸国風土記」にかびれ神宮の記載があり、御岩山一体の祭祀遺跡などから、その歴史は1000年以上もあると言われている。
神仏分離により寺や仏閣が取り壊され、周りにはその痕跡が残っています。
賀毘礼(かびれ)神宮とは
御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、邇邇藝命(ににぎのみこと)、立速日男命(たちはやひをのみこと)です。水戸藩の祈願所として定められていて、大日本史の筆初め祈願として、徳川光圀と徳川斉昭が歌を詠んでいます。
神宮の周りは木に囲まれていて、無風で神聖な空気が漂っています。
登山の途中に階段を上った場所にあります。
以下、独自おすすめルートとその解説です。
- 大鳥居を超え、祓戸神社でお参り(禊をしてください)。(手水舎はここにはないのでしっかりとあいさつ、禊をしましょう。)社務所があるので、お守りや御朱印などはここでお願いします。この近くに愛宕神社もあります。この隣で最近では御餅を屋台販売しているみたいです。以前は食べ物を販売するなんてことはなかったです。
入口近くの雰囲気が良い小さな神社
穏やかな気持ちになります。
(ちなみに大鳥居の近くの駐車場に
唯一のトイレがあります。)
2. 三本杉 楼門手前にあります。
推定樹齢600年
目の前に立つと力強いパワーを感じさせます。
木の根の近くを流れる小川のせせらぎが気持ちを安定させてくれます。
3. 楼門 阿吽像
平成に入ってから120年ぶりに再建されたそうです。
神社公式ページより
4. 斎神社
御祭神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
高皇産霊神(たかむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)、
八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ) 。
天御中主神は「古事記」に記されている最初に現れた神であるそうです。
大日如来像が拝観できます。天井画は2016年のイベント画です。
写真は、
天井画(御岩山雲龍図 | KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭)です。
5. 御岩神社
詳細はこのページのトップです。
ここの手前に手水舎があるので禊をしましょう。
お参り後、この左奥へ進むと表参道への登山道があります。
それなりの登山靴と装備が必要です。頂上へ往復で2時間はかかります。
神社公式ページより
6. 賀毘礼(かびれ)神宮(奥宮)
詳細はこのページのトップです。
空気が張り詰めていて、これまでの場所とは全く雰囲気が違います。
ここでオペラ歌手の方が歌っていました。
ここの鳥居右手からさらに山道を登っていくと、
二手に分かれますが、左に登っていきます。
20分ほどで急な斜面を進むと御岩山頂上です。
神社公式ページより
6. 御岩山頂上
2016年のTV放送で写真撮影して待ち受けに、、みたいなものをやってました。
7. 頂上近くの祠と石柱
「かつて、アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏が宇宙から地球を眺めたときに、1か所ものすごく光って見える場所があったそうです。その緯度・経度を計測してみたら、この御岩神社のある場所だった、というんです。先代の宮司さんの話によると、後年、エドガーさん来日した折に神社を訪ねてそのように言っていたとのことです」
日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんも、(スペースシャトルに乗って宇宙から地球を眺めたら)「日本に光の柱が立っていて、その場所を調べてみたら日立の山の中だった」と言っていたという噂もあり、その場所が御岩神社だろうともいわれています。引用→“もっとも強力なパワースポット” 専門家のオススメは | 女子SPA!
8.御獄神社
頂上近くの左に抜ける狭い道を高鈴山方面へ進んでいくと、
5分くらいでこの神社の看板があります。
案内通りに右手に進むとすぐ御獄神社があります。
いかにも古そうで、周りの参道は地震で崩れ落ちている様子です。
おそらくこの先に登山道があったように思われます。
(以前は立ち入り禁止のロープは張ってなかったです)
9. かびれ神宮近くまで頂上から降りる。
表参道の景色
10. かびれ神宮へ下りで向かう道を右に進む。
裏参道へ下りて帰ります。
薩都神社中宮
御祭神は、立速日男命(たちはやひをのみこと)。 以下神社庁より引用。
立速日男命は松沢の松の木に降臨された。この神は崇りをなしたため、朝廷は片岡の大連を派遣し神に祈願し、「この地は、人家に近く穢れがあります。ここを避けて高い山の清浄な所にお移り下さい。」と申し上げた。神はこの願をお聞き入れになり、延暦 19年(800年)賀毘礼の峰に移られた。
この社は、石の垣が作られ、その中には仕える一族が住んでいる。
また、宝物・ 弓・鉾・釜等がすべて石となって存っている。およそこの地を飛び渡る鳥もこの地を避けて飛び、今も昔も変わらない。 (『常陸風土記』)
しかし、賀毘礼の峰は険しく、参拝するのが困難なため、
大同元年(806年)に現在の鎮座地の近くに遷座された。
永正年間(1500年頃)以降、里川沿岸の佐都郷旧33ケ村の総鎮守として広く信仰され、
大永2年(1522年)に現在地に移された。(社伝)
延喜式内常陸国28社の1つ、久慈都7座の内二の宮と称えられ、明治6年郷社に列格された。
神社公式ページより
あとがき
私は定期的に御岩神社に行ってます。
2016年10月頃からテレビで放送されて以来、
以前は平日駐車場が満車になることはありませんで
したが、臨時駐車場までもが満車になる状態です。
参拝、登山は早朝をおすすめします。
地元でもさらに行きたくなった人が増えたのではないでしょうか。
参拝、登山はマナーを守って行いましょう。
むやみに石碑や巨木なども触らないようにしましょう。
昔は多くの神社寺院があった地域でもあり、戦死者の慰霊碑や
祖先のお墓があったりします。礼節を持って参拝しましょう。
ACCESS
車でのアクセス
map→御岩神社
バスでのアクセス
日立駅中央口バス停 1番のりば からバスで約35分
バス番号60 武道館・入四間宿経由東河内行き「御岩神社前」下車
バス路線図map→日立駅から御岩神社
バス時刻表time→平日、土日が違うので注意。
タクシーでのアクセス
基本コース:JR日立駅~御岩神社参拝(1時間)~JR日立駅
料 金:5,000円(普通車)
所要時間 :1時間40分
他のコース→